副担が先生の紹介をしていく。
つまらない副担の話が続く。
私は窓の外を見ていた。
その時、誰かに見られている視線に気付く。
ふと前を見ると、副担の隣にいた新しく来た先生がこちらを見ていた。
しかも少しビックリした顔をしてる。
先生と目が合って、胸が大きく高鳴った。
えっ?な、何?
何で私を見てるの?
私は恥ずかしさで目を逸らした。
私は頭をフル回転させて考える。
知り合いにあんなイケメンいたっけ?
どう考えても、あんなイケメンは知り合いにいない。
じゃあ、どっかで会った?
いや、でも、あんなイケメンに会ったら一生忘れない。
だからどこかで会った説も当てはまらない。
もう一度、先生を見る。
副担の長い話が終わり、副担と代わって今度は新しく来た先生が教卓の前に立っていた。



