中から現れたのは、赤い石のネックレス。
「それ、1月の誕生石なんだって。本当は指輪とかって思ったんだけど、サイズわかんねぇしさ。ネックレスだったらずっと着けてられるだろ?」
「先生……」
プラチナのチェーンの先に真っ赤な綺麗な石が付いているネックレス。
嬉しくて、私の目に涙が溜まっていく。
ズルズルと鼻をすすり、手で涙を拭うけど次から次へと溢れてくる。
「嬉しくなかった?」
「違う!違うの」
嬉しくて嬉しくてたまらなくて泣いてるんだよ。
「着けてやるよ」
水澤先生はネックレスを手に取って、私の後ろに回った。
そしてネックレスを着けてくれたあと、後ろから私の体をギュッと強く抱きしめてくれた。



