水澤先生の車は街中を抜け、田舎道を走っていた。 どこ行くんだろう……。 周りは田んぼや畑、山ばかり。 車どころか家もほとんどない。 「着いた!」 水澤先生の車は一軒の建物の駐車場に入った。 駐車場に車は一台も停まってない。 山小屋のようなログハウスの建物。 「先生?ここ、どこ?」 「レストラン。腹減ったろう?とりあえず中入ろうか?」 「うん……」 レストラン。 確かに木の看板があって、広い駐車場もあって、民家でないことはわかる。 私と水澤先生は車から降りてレストランに入った。