「あの……えっと……水澤先生と、付き合って、ます……」
そう言ったあと、急に恥ずかしくなって下を向いた。
「おめでとう!」
と、七海先輩。
「良かったね!」
と、瑞葵。
「わかってたけどね」
七海先輩はそう言ってクスクス笑った。
「えっ?」
顔を上げる私。
「女の勘ってやつ?」
だから、話すことない?って言ってきたのか……。
「話せなくてゴメン……」
「いいよ、いいよ。そりゃあ、学校の先生と付き合うなんて簡単に言えることではないしね。でも話してくれてありがとうね」
「七海先輩……」
七海先輩も瑞葵も自分のことのように喜んでくれた。
話して良かった。



