【先生×生徒シリーズ】体も心も全て壊して、私だけ愛して?




放課後ーー。


部活が終わったあと、七海先輩にケーキを食べに行こうと誘われた。


もちろん瑞葵も一緒に。


片付けが終わり、七海先輩と瑞葵と部室を出ようとした時……。



「大倉?今日、誕生日だろ?」



水澤先生にそう声をかけられた。


幽霊副顧問の水澤先生が今日は部活に来ていて、珍しく指導をしていた。



「そうですけど……」


「これ、やるわ」



水澤先生はスーツのポケットから出してきたものを差し出してきた。



「誕生日プレゼント。風邪ひいたら食べて?」


「えっ?」



水澤先生の手にあったのは4錠のトローチ。


トローチを包んであるプラスチックのシートの上に“オメデト”と書いてある。



「うわぁ!なにこれ!斬新!」



そう言ったのは七海先輩。



「おもしろーい!」



瑞葵がそう言って笑ってる。



「だろ?」



得意げな表情の水澤先生。



「ありがとう、ございます」



私は水澤先生からトローチを受け取った。