「裕紀乃!おめでとう!」 朝、学校に行き、教室に入ると瑞葵がそう言って抱きついてきた。 「ありがとう!」 他のみんなも“おめでとう”と言ってくれて、中にはプレゼントや手紙を渡してくれる子もいた。 両手で抱えきれないプレゼントと手紙。 それが凄く嬉しくて顔が緩む。 カバンに入るかなぁ? そんなことを考えながら、もらったプレゼントと手紙を丁寧にロッカーに入れた。