キッチンからリビングに戻ってきた水澤先生はソファーに座った。
「あ、あの、先生?」
「ん?」
私はカバンからプレゼントを取り出した。
渡そうかどうしようか悩んだけど、せっかくプレゼントを買ったんだし渡すことにした。
もし受け取ってもらえなくてもいいや。
「これ……」
「えっ?」
水澤先生は差し出されたプレゼントを見て目を丸くしていた。
「俺に?」
「はい……。あっ!でも迷惑ならいいです……」
「迷惑だなんて……。ありがとう!」
水澤先生はそう言ってプレゼントを受け取ってくれた。
「開けていい?」
「はい」
水澤先生はゆっくりとラッピングを開けていく。
「これ、大倉が選んでくれたの?」
「はい。でも七海先輩と瑞葵にも手伝ってもらったんですけどね」
私はそう言って少し照れ臭そうに笑った。



