紅茶を淹れたマグカップをふたつ持って、リビングに戻った。
テーブルの上にマグカップを置く。
箱からケーキを出した。
生クリームのケーキにイチゴ、マジパンで出来たサンタとチョコレートで出来た家が乗ったシンプルなケーキ。
「美味そ〜!クリスマスケーキを家で食べるなんて何年ぶりだろうなぁ……」
水澤先生はそう言ってニコニコ笑顔を見せた。
さっきまで高熱でうなされてたのが嘘みたい。
「ロウソク挿しちゃう?」
そう言って子供のようにはしゃぐ水澤先生。
「先生が挿したいなら……」
「じゃあ、挿しちゃお」
水澤先生は付属品で付いてたロウソクをケーキに挿していく。
ライターで火をつけて、リモコンでリビングの電気を消した。



