私はスマホで夜間救急で診てもらえる病院を探した。
あった!
「先生?ここから近い病院ありましたよ!」
ソファーに座っていた水澤先生。
息が上がり今にも倒れそうだった。
「先生?大丈夫?」
「ダメ……」
そう言ってソファーに倒れ込んだ。
目を閉じた水澤先生は死んだようにピクリとも動かない。
でも苦しそうに息をしているのを見て生きてることがわかる。
「タクシー呼びますから!それから病院に電話もしますから!もうちょっとの辛抱です!」
私は再びスマホでタクシーを探し、アパートから近いタクシー会社に電話して、病院にも電話した。
「先生?5分くらいでタクシー来ますからね!」
水澤先生の返事はない。
私は水澤先生の体に毛布をそっとかけた。



