夕方、部活を終えた私は挨拶もそこそこに急いで学校を出て水澤先生のアパートに急いだ。 熱が下がって元気になってくれてたらいいけど……。 水澤先生のアパートがある最寄駅に降りて、走ってアパートまで行く。 真冬だと言うのに息が上がり額から汗が流れ落ちた。 アパートの駐車場から見える部屋は真っ暗。 もしかして元気になって出掛けちゃった? でも部活が終わったら行くと言ってあるし……。 私は水澤先生の部屋の前に行き、レバー式の玄関のドアノブをゆっくりと下げた。 “ガチャ”と音がして玄関が開いた。