水澤先生はソファーの上に倒れ込んだ。 汚い……。 やっぱり水澤先生の部屋は汚い。 荷物をテーブルの上に置く。 「先生?寝室で寝た方がいいんじゃないですか?」 「あ?あぁ、いつもここで寝てるから……」 水澤先生は薄っすらを開けた目を、そう言って再び閉じた。 「とりあえず、部屋を掃除しますね。それからキッチンお借りします」 水澤先生からの返事はない。 その代わり“スースー”と寝息が聞こえてきた。 ソファーに掛けられた毛布を水澤先生の体にかける。 それから汚い部屋の掃除を始めた。