部活帰りによく寄っているファミレスに入った。
私はあまりお腹も空いてなくドリンクバーだけで良かったんだけど、七海先輩はランチを3つ頼んでしまった。
「今日は私のおごり」
七海先輩の言葉に瑞葵は大喜び。
いつもの私なら瑞葵と同じように大喜びするんだけど、今日はそんな気分でもない。
七海先輩と瑞葵は一緒にドリンクバーを取りに行った。
私は窓の外をボーと眺める。
「お待たせ!」
「裕紀乃、アイスティーで良かった」
瑞葵はそう言って、私の前にアイスティーが入ったグラスを置いた。
「ありがとう」
お礼を言ってグラスにストローをさす。
「裕紀乃?」
七海先輩が少し身を乗り出すようにして私を呼んだ。
「はい……」
「何かあった?」
「えっ?」
私は目を見開いて七海先輩を見た。



