私はリビングには入らず、そのまま自分の部屋に入った。 カバンを床に置いて、ベッドに寝転ぶ。 あの人……お母さんと水澤先生が幼なじみだったなんて……。 水澤先生の言葉が頭を過る。 お母さんは水澤先生と話してる時、凄く楽しそうで……。 生徒の保護者ではなく女の顔をしてた。 まるで初恋の相手に会ったかのように……。 「はぁ……」 口から出た大きな溜息。 私は、そのまま目を閉じた。