私は恐る恐る倒れているお化け役の人に近付いた。
その場にしゃがみ、震える手で体を揺する。
「あ、あの……」
声をかけて、体を揺すり続ける。
「大丈夫、ですか?」
声をかけても反応がない。
やっぱり、死んでるの?
どうしよう……。
とんでもないことをしてしまったという思いから、私の目から涙が溢れ、零れ落ちていった。
「…………ん」
その時、お化け役の人が眉間にシワを寄せながら目を開けた。
そして私とバチっと目が合う。
生き返った……。
「…………っ!」
私の喉元から声にならならい声が出る。
そして、私の意識はそこで途絶えてしまった……。



