12月ーー。


季節は秋から冬になり、世間はクリスマス一色。


キラキラした世の中とは正反対に、私の心はあの日からブルーだった。


あの日から水澤先生とは話せてない。


水澤先生は話しかけたり、いつも通りだったけど私の方が避けてる感じだった。


水澤先生みたいに普通に話したり笑ったりなんて出来ないよ。


七海先輩と瑞葵には勢いで告白した事は話した。


2人とも一緒に泣いてくれた。


私の体をギュッと抱きしめてくれて一緒に泣いてくれた。