「スミマセン!私、人と待ち合わせしてて決して怪しい者ではないんです!」
私は頭を下げてそう言った。
「…………ぷっ」
えっ?
頭上から大爆笑が聞こえてきた。
頭をゆっくり上げると、そこには大爆笑中の水澤先生がいた。
スーツ姿しか見た事なく、普段着を着た水澤先生。
しかもメガネという。
眩しすぎます。
「何?なんか、怪しいことでもやってたの?」
「いえ、そういうわけでは……」
「じゃあ、行こうか?」
「はい」
って、どこに?
車でどこかに行くのかなぁ?
それにしては先生、手ぶらだし。
秋なのに足元サンダルだし。



