朝はパッとしない天気だった為、早めに支度をして歩いて登校した。
シ｢あっ、チカラ。おはよう。｣
サ｢あ！兄さ～ん！珍しいじゃん！今日は歩きなの～？｣
チ｢おう。おはよう。雨が降りそうだったからな。｣
？｢あ、おはようございま～す（´ω`）｣
チ｢お、イツキも来てたか。おはよう。｣
コイツは榎本イツキ。実はシオリの一つしたの弟だ。身長180cmをゆうに越していて大きいが、おっとりした性格もあってまさに草食動物のようだ。可愛い後輩である。
シ｢あんたシスコンだから一緒に登校したかったんでしょ(笑)｣
イ｢いやいや、そんなことないから(笑)｣
シ｢あっ、これ重いから教室まで運んでおいて。｣
イ｢…ハァ。｣
完全に姉強しである。
サ｢いっくんいじめちゃだめだよ～！｣
シ｢いやいや、あいつがしたがってるんだよ(笑)｣
…頑張れイツキよ。
