【実話】 反面教師



次の日の朝
なにもなかった顔をして
最高の笑顔で・・・
サユリに挨拶をした


『サユリ~♪オハヨッ♪』


『・・・』


サユリは目も合わせてくれなかった


『サユリ・・・どうしちゃったんだろう?』


アタシは不安な気持ちでいっぱいになり
悲しくなってしまった


その日も
サユリとは一度も話さなかった


帰りながらアタシはミカに
サユリにシカトされた話を
聞いてもらった


『どうしたんだろうね?』
『つらいけど・・・
 今はそっとしておいた方がいいかもねっ』

ってミカはアタシにアドバイスしてくれた


アタシもそう思ったので
そっとしておくことにした