「火蓮待ってよー!」







「恋華遅い。早くしないとバス行っちゃうでしょ。」








私は久遠恋華。
普通の高校3年生。
高校にはバスで通ってます!

今日から2学期が始まり、今は
中学からの友達の山口火蓮と学校に向かってます。








「火蓮、歩くの早いよ。」








「早くしないと来るんだから。」








そう言っていると、頭の上にポンッと手が置かれた。








「恋華おはよう。火蓮ちゃんもおはよう。」








「想空くん!おはよう。」








この人は雨宮想空。
私の彼氏です。
火蓮ちゃんは想空くんが少し苦手みたい。








「あれ、今日柊音くんは?」








「んー、寝坊だったかな?」








「想空!置いてくなっつったろ!あ、恋華ちゃん火蓮おはよ!」








「おはよう、柊音くん。」








わたし達はいつも四人で行動することが多い。
柊音くんは火蓮のことが好きみたいだけど、正直火蓮は何を考えてるのかわからない。








そんなこんなでバスに乗り込んだ。