無口なDarling+α


「さっ、とりあえずご飯でもゆっくり食べようか?飛行機疲れただろ?」

「「うん!」」


スグル君の車に乗り込み(もちろん隣は猛)目的地へ向かう。


九州来たら、食べたいものいっぱいあったんだよね~!


猛は飛行機で疲れたのか、ちょっぴり睡眠モード。


「柚木君眠くなっちゃったみたいだね」


「ですね・・・」



うとうとしながら、私の肩の方へ倒れてくる。

それを良い事にピッタリくっつく私。




さっきの空港でのキス、ビックリしたなぁ。


一瞬で理性失っちゃうキスだった。


ダイレクトに脳に“好きだ”って信号送られたみたいで。


あまりの激しさにクラクラしちゃって。


千代が来たのにも気づかなかった(恥ずかしいー!!)。


さっきもさりげなく手を握ってくれたし。


なんだか、“守られてる”って気がする。


そんな事を考えながら、更にピッタリ身体を寄せる。


目を瞑ると、強く腰に手を回されたのに気づく。


パッと目を開けると、さっきと同じ目を瞑る猛。


でも私の腰に回された腕には力がこもっている。


「ダイスキ」そう耳元で呟き、そのまま私も目をつぶった。