「ふぅ・・・っ」
もう何度も肌を重ねたけど、
この愛しい快感に飽きがくることは絶対にないだろう。
始まりはいつも強引だけど、触れてくれる指と唇はとことん優しくて温かい。
「澄子・・・も、い? 」
額に少し汗をかいた猛が、辛そうに耐えている。
私より先に猛が限界になるなんて珍しい。
なんだかすごく愛しくなる。
そんなにも私のこと求めてくれてるんだって。
こくんこくんと頷くと、激しく私の首筋に唇を当てながら、猛が昇りつめてゆく。
「ふぁっ・・あっ」
痛いくらい首筋が熱い。
本当に食べられちゃうんじゃないかってくらい深く猛の腕の中にいる。
少しの隙間でさえ悲しい。
ガクンと雪崩落ちた猛が、私の胸に顔を埋めた。
ちょっと重いその体重が、猛の大きさを思い知らせた。
体も心も大きい人だって。
「あー、悪い。俺だけ」
バツが悪そうに胸から顔を上げないまま呟く。
「大丈夫だお」
「猛とのエッチに不満なんか一つもないだお」
例え最後まで昇りつめなくても。
そう言うと、やっと猛が顔を上げた。
「・・・次は頑張るだお」
二人顔を見合わせて笑い、おだやかな夜が更けていった。


