「…あ……も………もぁ………もあっ!!」

ピピピ ピピピ ピピピピ ピピピッ…

鳴り響く目覚ましと誰かが私を呼んでる。

「…んん」
うっすらと目を開けて、目覚ましを止めようと、目をやる。

……7:47

「ほら、もあ!起きて、新学期早々遅刻するよっ!!」

「…新学期?はっ!そうだ!!」

私は急いでベッドから飛び起きる。



バタバタバタッ

キッチンに入ると、ホカホカのご飯と味噌汁の準備がされていた。

愛鳥インコ、ルゥちゃんが元気に私を迎えてくれる。

「チチッ!」
「ルゥちゃんおはよ!!いい朝だね♪」

そう言って私は制服を整えながら
椅子に座って、急ぎ目にご飯を食べる。