霊能者ユタ、イタコのことをウィキペディアで調べてみると、

「琉球の信仰において政府が制定したシャーマンであるノロ
(祝女)やツカサ(司)が公的な神事をつかさどるのに対して
ユタは市井で生活し一般人を相手に霊的アドバイスを
行うことを生業にしている在野のシャーマン巫(かんざき)、
神人(かみんちゅ)である」

と書いてありました。下北半島のイタコは口寄せ(過去の霊との媒体予言)
で有名ですがユタも過去の霊を呼びます。
八百ばあばも患者さん達が帰った後で時々頼まれて、
過去の霊を呼んでました。

祭壇の前に関係者を後ろに座らせて人払いがされます。
我々子供たちは天窓の付いた布団部屋でじっとお払いが済むのを
待っています。

はじめに祝詞の声が聞こえ次に八百ばあばの
吹き払いの音。しばらくしてすさまじい怒声や泣き声、叫び声。
とても怖かったのをよく憶えています。

ある時身内の霊を呼ぶことがありました。
その時なぜか私だけが戌(いぬ)年だということで
加わることができませんでした。

謎ですが、こういう事はマコ姉さんがこっくりさんを
やる時にも言われたそうですが私は小さくて憶えていません。