そのルーツは島原の神代(こうじろ)村のようだ。
代々神に仕える人がいる村、と言う感じかな?

神代は有明海に面していて島原半島、つまり
登れば雲仙岳、火山灰土とサトウキビ畑、
海の幸山の幸、絵に書いたような故郷です。

戦後満州から引き揚げてきた私の父母は、
この神代の八百(やお)ばあばを頼って
住み着き私(治)はここで生まれました。

私の母(ヨネ)の実家の墓もこの近くの山寺にあり
小学生のころ川の上流から山に入り数時間真夏の山登り、
お墓参りにいったことをよく覚えています。

確か垣内とか言う姓でした。その時食べた
しいの実の味は海ニナ、マテ貝取り、
シオマネキとともに一生忘れられません。

この八百ばあばが何代目かの巫女でした。