めくるめく恋心

_コンコン。


「はい。」

「入ってもいい?」

「あぁ。」


お風呂から上がってうーちゃんの部屋に行くと、うーちゃんはベッドで寛ぎながら雑誌を読んでいた。

うーちゃんときーちゃんは性格は似てないけど、インテリアの趣味は似ている。


「どうした?」

「まだ起きてるなら、これ一緒に観ようよ!!」

「あぁ、いいよ。」

「やった!」

「お前ね、一人で観れねぇもん借りるなって言ってんだろ。」

「だってこういうの好きなのは好きなんだもん。 それに怖くてお風呂入れなくなるから、ちゃんと先に入ったし、後は寝るだけだから問題なし!」


うーちゃんに呆れられてる中、レンタルショップで借りていたサスペンスホラーのDVDをデッキに入れた。

観る前から怖いのは分かってるけど、話題になったやつは観てみたいと思うんだからしょうがない。うーちゃんは呆れながらもいつも私のDVD鑑賞に付き合ってくれる。

二人でソファーに並んで座ってテレビ画面に釘付け。

いつもの事ながら、見終わった後は怖くて部屋に戻れず、無理矢理うーちゃんのベッドに入って爆睡した。