年上の男の人を可愛いと思ったのは初めてかもしれない。
「何で笑うかなー。」
「あはは、ごめんない。」
「俺と友達になってくれる?」
「はい、宜しくお願いします。」
「いえいえ、こちらこそ宜しくお願いします。」
目が合い同時に吹き出した。
_面白い人だな。
私たちはSNSの連絡先を交換した。転校してきてうーちゃんの周りの人以外と初めて交換した。こうして友達が増えるのはやっぱり嬉しい。
千里先輩と別れて慌てて教室まで走った。もう直ぐで次の授業が始まるからか、廊下に出ている生徒は少ない。教室に向かっている途中で予鈴が鳴り響いた。
_ヤバい!!
教室に着くと予鈴は鳴ったばっかりなのに、既に先生が教壇の前に立っていた。名簿に目を落としている先生。後ろからこっそり入れば気づかれないかもしれない。
「今日は大目に見るが、次はないからな。 市川。」
_ぎゃん! ばれてた!!
「す、すみません。 今後気を付けます。」
教室内がドッと笑いに包まれる中、私は熱くなる頬を両手で押さえながら席に着いた。こういうのはマンガみたいに上手くはいかないらしい……という事を学習した。
「何で笑うかなー。」
「あはは、ごめんない。」
「俺と友達になってくれる?」
「はい、宜しくお願いします。」
「いえいえ、こちらこそ宜しくお願いします。」
目が合い同時に吹き出した。
_面白い人だな。
私たちはSNSの連絡先を交換した。転校してきてうーちゃんの周りの人以外と初めて交換した。こうして友達が増えるのはやっぱり嬉しい。
千里先輩と別れて慌てて教室まで走った。もう直ぐで次の授業が始まるからか、廊下に出ている生徒は少ない。教室に向かっている途中で予鈴が鳴り響いた。
_ヤバい!!
教室に着くと予鈴は鳴ったばっかりなのに、既に先生が教壇の前に立っていた。名簿に目を落としている先生。後ろからこっそり入れば気づかれないかもしれない。
「今日は大目に見るが、次はないからな。 市川。」
_ぎゃん! ばれてた!!
「す、すみません。 今後気を付けます。」
教室内がドッと笑いに包まれる中、私は熱くなる頬を両手で押さえながら席に着いた。こういうのはマンガみたいに上手くはいかないらしい……という事を学習した。


