めくるめく恋心

_さっき電話で話した時はこんなテンションじゃなかったのに……。


「きーちゃん、どうしたの?」

「ココちゃんの馬鹿ぁー!! もっと構ってよぉぉー!!」

「構ってよって……いつも家に居ないのはきーちゃんの方でしょ?」

「ココちゃんがつーめーたぁいー!!」


_このテンション……こっちも酔っぱらってる?

千里と目が合い苦笑いが漏れた。


「お前飲み過ぎなんだよ!!」


電話越しに聞こえてきた言葉にも思わず苦笑い。

_蒼汰君、大変そう。


「もしもし、ココちゃん?」

「あ、うん。 きーちゃんどうしちゃったの?」

「あー……まぁ、飲みたい日だったっぽい。 それよりココちゃん彼氏といるんじゃないの?」

「うん、今隣に居るよ。」

「そうなんだ。 邪魔しちゃってごめんね。」

「気にしないで。 こっちこそきーちゃんがごめんね。 外に居るの?」

「そー、みんなで飲んでるよ。」


_飲んでるよって普通に言われたけど、蒼汰君もきーちゃんも完璧未成年だよね? 普段きーちゃんは何してるんだろうとか思う事あるけど、聞いたら後悔しそう。