何もかも見透かしている様な目で見られて落ち着かなかった。
蒼汰君の言ってる意味を分かりたくないのに分かってしまう。その時点でもう後戻りはできないんだと思った。
「吉良腕はどう? 痛む? 本当にごめんね……。」
「だから奈々子のせいじゃないって言ってんじゃん。 しつこいよ。」
「責任感じるのは当たり前じゃん。 それなのに本当に頼ってくれないし……ちょっとは頼ってよ!!」
「間に合ってる。」
嫌でもきーちゃんと奈々子ちゃんの会話が耳に入ってくる。
_聞きたいわけじゃないのに……。
「休憩何時からぁ?」
「奈々子には関係ないじゃん。」
「関係あるよー! 一緒に回るもん!!」
「は? 悪いけど先約あるから無理。」
その時奈々子ちゃんと目が合った。病室の時よりもきつく睨まれもう笑うしかなかった。
「吉良の従姉妹の心ちゃんだよね? こんにちわぁ!!」
「こんにちは……。」
あの睨みからのこの見事な切り替えは凄いとしか言いようがなかった。
_やたらと“従姉妹”って言葉を強調された気がするんだけど、気のせいだろうか? いや、きっと気のせいじゃないよね。
蒼汰君の言ってる意味を分かりたくないのに分かってしまう。その時点でもう後戻りはできないんだと思った。
「吉良腕はどう? 痛む? 本当にごめんね……。」
「だから奈々子のせいじゃないって言ってんじゃん。 しつこいよ。」
「責任感じるのは当たり前じゃん。 それなのに本当に頼ってくれないし……ちょっとは頼ってよ!!」
「間に合ってる。」
嫌でもきーちゃんと奈々子ちゃんの会話が耳に入ってくる。
_聞きたいわけじゃないのに……。
「休憩何時からぁ?」
「奈々子には関係ないじゃん。」
「関係あるよー! 一緒に回るもん!!」
「は? 悪いけど先約あるから無理。」
その時奈々子ちゃんと目が合った。病室の時よりもきつく睨まれもう笑うしかなかった。
「吉良の従姉妹の心ちゃんだよね? こんにちわぁ!!」
「こんにちは……。」
あの睨みからのこの見事な切り替えは凄いとしか言いようがなかった。
_やたらと“従姉妹”って言葉を強調された気がするんだけど、気のせいだろうか? いや、きっと気のせいじゃないよね。


