平日は勿論の事、土日も文化祭の準備で忙しかった。バイトのシフトも余り入れられないくらい、作業に追われている。今日も休日の筈なのに学校でみんなと衣装作りに励んでいる。
「持田さぁん! こんな感じでいいのかな?」
持田さんや裁縫が得意な子に教えてもらいながら、自分の衣装を頑張って作っている。恥ずかしいけどミシンなんて使うのは数年ぶりで、糸のセットの仕方すら忘れてしまっていた。
「いいじゃない! 着てみてよ!! ね?」
持田さんに満面の笑みで言われて、教室の簡易試着ルームで作り立ての衣装に着替えた。本当に布を張り付けただけの目隠し程度の空間で、気が気じゃなくて慌てて着替えた。女の子だけならまだしも、男の子もいるからカーテンが落ちたら最悪だ。
「持田さん! ちょっと、変じゃないか先に見てくれない?」
「リョーカイ!!」
カーテンから顔を出してお願いすると、足取り軽やかな持田さんがカーテンの中に入ってきた。
「わぁー!! いいよ! すっごく似合ってる!! 可愛い!! ちょっと待って!!」
持田さんはいったんカーテンから出ると、また直ぐに戻ってきた。その手にはウサミミと真ん丸い尻尾が握られていた。
「せっかくだからこれも着けてみていい?」
「うん!」
頭にウサミミ、スカートのお尻部分に尻尾を着けてもらった。
「持田さぁん! こんな感じでいいのかな?」
持田さんや裁縫が得意な子に教えてもらいながら、自分の衣装を頑張って作っている。恥ずかしいけどミシンなんて使うのは数年ぶりで、糸のセットの仕方すら忘れてしまっていた。
「いいじゃない! 着てみてよ!! ね?」
持田さんに満面の笑みで言われて、教室の簡易試着ルームで作り立ての衣装に着替えた。本当に布を張り付けただけの目隠し程度の空間で、気が気じゃなくて慌てて着替えた。女の子だけならまだしも、男の子もいるからカーテンが落ちたら最悪だ。
「持田さん! ちょっと、変じゃないか先に見てくれない?」
「リョーカイ!!」
カーテンから顔を出してお願いすると、足取り軽やかな持田さんがカーテンの中に入ってきた。
「わぁー!! いいよ! すっごく似合ってる!! 可愛い!! ちょっと待って!!」
持田さんはいったんカーテンから出ると、また直ぐに戻ってきた。その手にはウサミミと真ん丸い尻尾が握られていた。
「せっかくだからこれも着けてみていい?」
「うん!」
頭にウサミミ、スカートのお尻部分に尻尾を着けてもらった。


