ある日の夕方、友達と学校近くのファミレスに居たら、バスケ部のメンバーがぞろぞろと入ってきた。その中には右京もいる。
「お! ハナたちじゃーん!! お前らひっま人だなー。」
同じクラスの槇が声を掛けてきた。
花京院の頭文字を取って、槇からはハナと呼ばれている。私の事をハナなんて呼ぶのは槇くらいだ。
「え!? ここに座るの!?」
「空いてるからいいじゃん!! シノもいんだしさぁ。」
_嬉しいけど、今は微妙に気まずいんだって!!
私が右京に大好きアピールをしている事は、校内の殆どの人が知っている。だから校内で右京に馴れ馴れしく話しかける女はいない。右京と仲が良い女友達は愛くらいだと思う。
すぐ隣の空いている席にバスケ部の人たちがドカドカ座り始め、しょうがないかと思った。
右京の顔を盗み見たけど、右京はいつもと変わらない。
_あの時の右京は見間違いだったのかな?
「今日はおとなしいじゃん。 右京のとこ行かなくていいわけ?」
結子の言葉に内心動揺した。
「いや……たまには引いてみるのも手かなぁーと思って。」
「うわ、ウケる。 欄が大人になった。」
「結子には言われたくないんだけど。」
「いやいや、うちら結構いー勝負っしょ。」
「お! ハナたちじゃーん!! お前らひっま人だなー。」
同じクラスの槇が声を掛けてきた。
花京院の頭文字を取って、槇からはハナと呼ばれている。私の事をハナなんて呼ぶのは槇くらいだ。
「え!? ここに座るの!?」
「空いてるからいいじゃん!! シノもいんだしさぁ。」
_嬉しいけど、今は微妙に気まずいんだって!!
私が右京に大好きアピールをしている事は、校内の殆どの人が知っている。だから校内で右京に馴れ馴れしく話しかける女はいない。右京と仲が良い女友達は愛くらいだと思う。
すぐ隣の空いている席にバスケ部の人たちがドカドカ座り始め、しょうがないかと思った。
右京の顔を盗み見たけど、右京はいつもと変わらない。
_あの時の右京は見間違いだったのかな?
「今日はおとなしいじゃん。 右京のとこ行かなくていいわけ?」
結子の言葉に内心動揺した。
「いや……たまには引いてみるのも手かなぁーと思って。」
「うわ、ウケる。 欄が大人になった。」
「結子には言われたくないんだけど。」
「いやいや、うちら結構いー勝負っしょ。」


