めくるめく恋心

夕方になり、みんなでコテージへ移動して、みんなでバーベキューの準備をした。

バーベキューの焼き係はみんなで順番を回しながら、みんながちゃんと食べられるように楽しんだ。

みんなお酒が入っているからか、昼間よりもはっちゃけている。


「今日の水着吉良の為に選んだんだよぉー? 可愛かったぁ?」


お肉を焼いていると、女の子の甘ったるい声が耳に入ってきた。

朝からずっときーちゃんにべったりしていた女の子は、お酒が入って更にきーちゃんにべたべたしていた。きーちゃんもお酒を飲んでいる様で、朝はそこまでなかった筈が今は女の子とべたべたしている。

_未成年なのに!

少し前ならそう怒れたはずなのに、今はそんな事言えなかった。


「ねぇーえー……可愛かったぁ?」

「可愛かったんじゃん?」

「もぉ、もっとちゃんと可愛かったって言ってよぉ!!」

「可愛かったって。」


_ちょっとイライラしてきた。 確かにその子に比べたら私の水着姿なんて子供のお遊戯って感じかもしれないけど、扱いが違い過ぎない!? って、私ってば何こんなことでイラついてんだろう。

海に入って体動かして、知らない人とたくさん話して気疲れして、気付かない内に色々と疲れが溜まってるのかもしれない。

そう思った途端、何だか気分が悪くなってきた。