次の日学校に行くと、朝から愛に詰め寄られた。予想通りだけど、ここまで迫力満点で迫られるとは思っていなかったから笑ってしまった。
「どうだった!?」
「どうって……鎌倉行って、海辺散歩して、パンケーキ食べて帰ったよ。」
「何その甘酸っぱさ満開なデート!! 盛り上がりポイントはなかったわけ!?」
_盛り上がりポイント?
あったかな?と考えていて、千里先輩と手をつないで肩を借りた事を思い出した。思い出した瞬間急に顔が熱くなった。
「その顔! 何かあったっしょ!?」
「何もない! ないったらない!! ってか昨日のあれ、千里先輩に見られてすっごく焦ったんだからね!?」
「あれって何?」
「何って、ほら……あれ……ゴム。」
教室という事もあって小さな声で言うと、愛は「聞こえない〜。」と言いながらニタニタ笑い始めた。
「もう! 分かってるくせに! 愛の馬鹿!!」
「あはは、だって心ってばからかうと面白いんだもん!!」
目に涙を溜めて笑う愛の肩を掌でバシッと叩いた。けど愛はまだ笑っている。
段々私も可笑しくなってきて、愛と一緒になって笑ってしまった。笑い過ぎて腹筋崩壊しちゃいそう。
「どうだった!?」
「どうって……鎌倉行って、海辺散歩して、パンケーキ食べて帰ったよ。」
「何その甘酸っぱさ満開なデート!! 盛り上がりポイントはなかったわけ!?」
_盛り上がりポイント?
あったかな?と考えていて、千里先輩と手をつないで肩を借りた事を思い出した。思い出した瞬間急に顔が熱くなった。
「その顔! 何かあったっしょ!?」
「何もない! ないったらない!! ってか昨日のあれ、千里先輩に見られてすっごく焦ったんだからね!?」
「あれって何?」
「何って、ほら……あれ……ゴム。」
教室という事もあって小さな声で言うと、愛は「聞こえない〜。」と言いながらニタニタ笑い始めた。
「もう! 分かってるくせに! 愛の馬鹿!!」
「あはは、だって心ってばからかうと面白いんだもん!!」
目に涙を溜めて笑う愛の肩を掌でバシッと叩いた。けど愛はまだ笑っている。
段々私も可笑しくなってきて、愛と一緒になって笑ってしまった。笑い過ぎて腹筋崩壊しちゃいそう。


