「俺と付き合ってるせいで春姫が虐められたりしたらイヤなんですよ。 ファンの子たちも何するか分かんねーし、それだったら秘密にしといた方が安全っしょ? だから俺に彼女が居るのを知ってるのは吉良と右京にーだけっす。 あ、あと今日からココちゃんも!」
_そっか、そうだよね。
秋ちゃんと付き合ってる時に、女の子たちから軽い虐めを受けていたことを思い出した。一般人のモテる男の子と付き合っててもそんな事をされるなら、モデルの蒼汰君と付き合ってる事がばれたらきっともっと酷い事になってしまうと思う。
「絶対誰にも言わない!」
_早く春姫ちゃんと蒼汰君が堂々と外を歩ける日がきたらいいな。
「ココちゃん何飲むー?」
「あ、私も飲み物取りに行く!」
きーちゃんと二人でドリンクバーへ向かった。ドリンクバーの前で悩んでいるきーちゃんは、周りの女の子たちからチラチラ見られている。私の視線に気づいたきーちゃんは可愛らしく首を傾げ、「ん?」っと言ってきた。私は思わず苦笑い。
「きーちゃんも彼女が出来ても、ばれない様に付き合わないといけないんじゃないの?」
「んー……どうだろ。」
「どうだろうって、今まではどうだったの?」
「俺彼女居た事ないからわっかんない。」
_え?
「居た事ないの!?」
予想していなかった答えにビックリしてしまった。
_そっか、そうだよね。
秋ちゃんと付き合ってる時に、女の子たちから軽い虐めを受けていたことを思い出した。一般人のモテる男の子と付き合っててもそんな事をされるなら、モデルの蒼汰君と付き合ってる事がばれたらきっともっと酷い事になってしまうと思う。
「絶対誰にも言わない!」
_早く春姫ちゃんと蒼汰君が堂々と外を歩ける日がきたらいいな。
「ココちゃん何飲むー?」
「あ、私も飲み物取りに行く!」
きーちゃんと二人でドリンクバーへ向かった。ドリンクバーの前で悩んでいるきーちゃんは、周りの女の子たちからチラチラ見られている。私の視線に気づいたきーちゃんは可愛らしく首を傾げ、「ん?」っと言ってきた。私は思わず苦笑い。
「きーちゃんも彼女が出来ても、ばれない様に付き合わないといけないんじゃないの?」
「んー……どうだろ。」
「どうだろうって、今まではどうだったの?」
「俺彼女居た事ないからわっかんない。」
_え?
「居た事ないの!?」
予想していなかった答えにビックリしてしまった。


