四時間目が終わってお昼に行く準備をしていると、女子たちがキャッキャ騒ぎ始めた。何事かと思って廊下に目を向けると、教室の中をキョロキョロ見渡す体操着姿の吉良君が立っていた。
目が合うと吉良君は教室に入ってきた。
「さっきはすみませんでした。」
_さっき?
「謝られる事なんてあった?」
「いや……チョー感じ悪い態度とっちゃったなって……この間もそうですけど……。」
「そんな事気にしてたの? 別にいいよ、気にしてない。 直も感じ悪かったでしょ? だからお相子って事で、ね?」
直なんて胸ぐら掴んじゃったんだし、理由はどうであれ寧ろこっちが謝らなきゃいけないんじゃないかと思う。掴みかかっただけで、モデルの顔を殴らなくて良かったと思う。
「わざわざ謝りに来てくれたの?」
「それもですけど、今のココちゃんの写真見せておいた方がいいかと思って……。」
_ココの写真……。
突然肩が重くなった。
「直!」
「俺にも見せろ。」
私の肩に腕をのせた直は相変わらずの偉そうな態度。そんな直の態度を吉良君は気にしていないみたいだ。
目が合うと吉良君は教室に入ってきた。
「さっきはすみませんでした。」
_さっき?
「謝られる事なんてあった?」
「いや……チョー感じ悪い態度とっちゃったなって……この間もそうですけど……。」
「そんな事気にしてたの? 別にいいよ、気にしてない。 直も感じ悪かったでしょ? だからお相子って事で、ね?」
直なんて胸ぐら掴んじゃったんだし、理由はどうであれ寧ろこっちが謝らなきゃいけないんじゃないかと思う。掴みかかっただけで、モデルの顔を殴らなくて良かったと思う。
「わざわざ謝りに来てくれたの?」
「それもですけど、今のココちゃんの写真見せておいた方がいいかと思って……。」
_ココの写真……。
突然肩が重くなった。
「直!」
「俺にも見せろ。」
私の肩に腕をのせた直は相変わらずの偉そうな態度。そんな直の態度を吉良君は気にしていないみたいだ。