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静かに時間は過ぎていった
じめじめした雨も通り過ぎて
本格的な夏が始まろうとしてた
私が大好きな
太陽が輝く季節______
「ひなたー?これ着ていくんでしょ?」
四人で約束したお祭りの日
待ち合わせは夕方の4時で
駅の近くにある小さな神社の鳥居前
それまではなんの予定もないから
自分の部屋で横になって
ファッション雑誌をペラペラめくっていると
一階のリビングから
お母さんの声が聞こえてきた
「え〜?なに?」
私は右手に持っていた
キャンディアイスの棒を持って
階段をとたとたと降りていった
そしてリビングへ行って
「せっかくお祭り行くんだし。ねえ?」
二個上の大学生のお姉ちゃんと
ふっくらしたお母さんが
顔を見合わせて
何やら怪しい笑顔で私を見ていた

