手を繋いだまま
時間はゆっくり流れて
しばらく立つと薄暗かった照明が全て落ちて
視界が真っ暗となった
見えるのは
「こちらは______」
天井に移りさ出される幾千の星たち
そしてアナウンスの人が
ゆっくりとした落ち着いた声で
詳しく一つ一つ説明を始めた
「あの一番輝いている星がこと座のベガです。そしてそのベガの右下にあるのがわし座のアルタイル、ベガの左下にあるのがはくちょう座のデネブです。皆さんも聞いたことがあるでしょう。この3つの星を繋げたのが"夏の大三角形"となります。」
"夏の大三角形"
中学の理科で習ったと思う。
それから夏休みの自由研究で調べたような…
確か七夕でいうと
ベガが"織姫さま"で
アルタイルが"彦星さま"なんだって
それからまた色んな夏の星座の説明や
エピソードを聞いて
知らなかったことをたくさん聞けた。
全部は覚えられないけれど
ひとつだけ、
忘れられないような星座を見つけた
それは______
「これは冬の星座、オリオン座です」

