それからの時間はあっという間で
ボーリングしたあとは
二人でバスケしたり
ゲームコーナーでカーゲームしたり
リズムゲームやったり
これでもかってくらい騒いだ
その間はしぃのこと忘れられた
風斗の笑顔が
太陽みたいな笑顔が
曇ったわたしの心を照らしてくれてるみたいに
なんて、
普段は絶対思わないんだけど
今は風斗に感謝してる
「私が勝ったんだからおごってよ!」
「しゃーねぇなあ」
ボーリング勝負では風斗が負けて
ジュースをおごってもらうことになった
ボーリングは負けない自信あったんだ
中学の頃から何かと勝負してきたけど
ボーリングだけは風斗に負けたことなかった
まあ、最初から
おごってもらうつもりだったんだけどね?
負けるつもりなかったし。
「お前オレンジだろ?」
「うん」
お金を入れてボタンを押すと
ガタンっと勢いよくジュースが落ちてくる
風斗から缶のジュースを受け取って
私達は青いベンチに腰掛けた

