そしてついには
「はい!着て!」
「ええ!?」
試着室に押し込まれました…
いつもは試着なんてしなくて
ぱぱっと決めちゃうからなんだか新鮮
桜ちゃんから受け取った服や靴を身につけて
姿見に映る自分が目に入る
まだ魔法の途中だけど
さっきまでとは違う私がいるように見えた
自分で言っちゃうのもあれだけど
少しは______なれたかな?
「うんうんうん!すごくいい!」
カーテンを開けると
近くの洋服を見ていた桜ちゃんは
ぱっと戻ってきて
高かったテンションをさらにあげた
声が大きかったせいか…
近くにいた店員さんまでやってきて
「わ〜!すごくお似合いです!」
なんて上手なお世辞を…
「いやいやいや…」
可愛い桜ちゃんと
おしゃれな店員さん
"美"って漢字が似合う女の子に囲まれて
なんか少しオドオドしてしまう
すると今度は
そのおしゃれな店員さんが
思いも寄らないことを口にした

