**青空ドロップ**~君が落としたラブレター〜




用意して、家を出て

あっという間にやってきた待ち合わせの時間

駅のバス停前に着くと

まだ桜ちゃんは来ていないらしく。

でも天使はすぐ現れた



「ごめんね!遅れちゃって!」

「ううん、私も今来たところだから」


なんでかな?

いるよねたまに。

何しても憎めなくて許せちゃう人

まあ、いいかってなっちゃうんだよね



「あ~!陽向ちゃんメイクしてる!」

「えっ!?」


桜ちゃんの顔が急に近づいてきたかと思ったら

耳をつんざくような大きな声

目を丸くして、珍しいものでも見たような

そんな表情

そんなびっくりすることかな…?


「変?」

「ううん!可愛い!」


そう言って私の肩にぽんっと手を乗せて

桜ちゃんは笑った



「桜ちゃんにね、メイク教えてもらいたいな〜なんて…」


ちょっと遠慮気味にそう言うと


「もちろんいいよ!今日は陽向ちゃんの女子力アップデーだね!」



声のトーンをワントーンあげて

ニコニコ笑顔の天使が微笑んだ

こんないい子、初めて会ったくらいだ…