翼「でも、見極められる人はいる。お前達自身を見てくれる人はいる。そういう人と友達になればいい。そういう人こそ、信じればいい」
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俺にも、律にも仲間がいるだろ?
お前達にも出来るはずだよ。
父さんはそれだけ言って立ち上がった。
抱き上げていた俺達を地面に下ろす。
翼「ほら、帰るぞ」
「「……うん!!」」
友達は、仲間は、きっと出来る。
父さんの言葉で、悲しい気持ちがなくなった。
俺と心は父さんと手を繋いで歩き始める。
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━━━━ガチャ……
「「ただいまー!!!!」」
家のドアを勢いよく開ける。
すぐにリビングから足音が聞こえて、
律「皆、お帰りー!!」
いつものように母さんが出迎えてくれた。
チラッと心を見て、二人でニヤリと笑った。
「「母さんー!!!!」」
律「わっ、」
二人同時に抱きついた。
………………大好きな母さんに。
父さんもそれを見て優しく笑っていた。

