年齢を重ねるにつれて感じるようになった、他の子達との”違い”。
それでも、俺達は普通の子と変わらないように、寧ろそれ以上に恵まれた環境で育てられたと思う。
くっついた机の下で心の手を握る。
先生が来るまでの辛抱だ。
「……心、大丈夫だよ」
心「…………う、ん」
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その後、いつものように先生が来て朝の会が始まった。
だけど、嫌な視線は無くならなくて二人で耐えた。
━━━━キーンコーン……
「「「「さようなら!!」」」」
何とか一日を終えると、
すぐにランドセルを背負って、心の手を引いて教室を出た。
心の涙が溢れ落ちたのは、教室を出て階段を降りようとした時だった。

