律「今日はどうだったー?」


ご飯を食べ終えて、ソファーでくつろぐ。


「いつも通り、親父に使われた」



律「ははっ、もうそれ毎日言ってるじゃん」



律は俺の膝の上に乗って、
俺の髪の毛をいじっている。

俺の髪の毛がお気に入りらしく、
毎日のように遊ばれる。



「りっちゃんが嫁なんてお前にはもったいない!!!!とかなんとか言いながら仕事を押し付けてくるんだよ」



律「ええー、そんな理由なの?これ以上翼の仕事増やすようなら怒ってやる」



「まぁ、律の言うことなら聞くだろうな、あの親父」


律には甘い親父を思い浮かべて、
クスリと笑う。


そんな俺を見て、律も楽しそうに笑う。






昔より少し長くなった律の黒髪を撫でる。


くすぐったそうに首をすくめた律を、
引き寄せる。





律「…………っ、」



綺麗な桜色をした唇に、優しくキスを落とす。









律「ちょっと、いきなりはやめてよ」


少し拗ねたように律が言う。

そんな顔も綺麗で、可愛いなんて思うのは、
重症だろうか?