暗闇に咲く花SS





……………沢山の声に見送られ、倉庫を出た。



外は綺麗な夕焼け色。

太陽の眩しさに目を細めた。





「響、奏!!」


二人にぎゅっと抱きつく。




響「律、ありがとな」


二人はあたしを優しく包み込んで、
頭を撫でてくれる。



「………二人がいたからここまでこれた。あたしのほうこそありがとう」



奏「ほら、泣くなよ」



頬を伝った一筋の涙は奏に優しく拭われた。











二人の腕の中から離れて、目を合わせる。

三人で笑い合った。

今までにないほど清々しい笑顔だった。

















響「律、アイツが待ってる」


響の目線を辿って、あたしはまた笑顔になる。