俺の言葉に二人はまた笑った。 窓から見える景色は相変わらずの雨模様。 変わらないはずの景色が、 心の持ちようでこんなにも変わるのか。 ゆっくり目を閉じて、 雨の音を感じる。 ……………大丈夫。 俺は俺の道を歩いていこう。 あの日、あの時、 俺を捨てた両親なんかに負けないように。 強く、強く。 俺を助けてくれた、 紅色の桜に誓って…………