それから数分、することもないので二階の窓からまだ花のついていない、 蕾の桜の木を眺めていた。 すると、私はとある違和感に心が揺さぶられる。 もう一度よく、桜の木を見てみる。 (--あっ!!) 私から見える木の反対側から、人の足が見える。 私の感じた違和感は、コレだったんだ。 だけど、なんであんなところに人が…? そう思うと、なんだか急に寒気がしてきた。 ーーその時間、私はその違和感を感じつつも、 教室の授業が終わるのを、鼓動の速さと一緒に待った。