№1 ~春~



それから数分、することもないので二階の窓からまだ花のついていない、


蕾の桜の木を眺めていた。



すると、私はとある違和感に心が揺さぶられる。





もう一度よく、桜の木を見てみる。





(--あっ!!)



私から見える木の反対側から、人の足が見える。



私の感じた違和感は、コレだったんだ。





だけど、なんであんなところに人が…?



そう思うと、なんだか急に寒気がしてきた。







ーーその時間、私はその違和感を感じつつも、


教室の授業が終わるのを、鼓動の速さと一緒に待った。