もちろん綾斗は凄くモテる。
さっき別れたと思ったら次の日には違う人と付き合ってたりする。

まぁ、所詮は顔に惚れてくる奴ばっかで長くは続かないが、
綾斗自身もそういう関係の方が楽だと言っていた。

「眠そうだな、綾斗」

「あぁ、超ねみぃ…昨日彼女と遅くまでメールしててな。」

「また彼女出来たのか?一昨日別れたばっかじゃん。」

そう、一昨日綾斗は彼女と別れた。
きっと彼女は綾斗が本当に好きなのか試そうとしたのだろう。