世界一の女〜風牙〜

ピピピピピピピピ


カチッ



「んるさいなぁ。もぅ。」


ボフッ



「うがっっ!!」



「起きろー!玲花 レイカ !」



「分かった。起きるから。降りて。重い!」


「ひどいなぁ。せっかく藍歌 アイカ お姉様が起こしに来てあげたというのに。」


「んるさい。」


「昨日、風牙が世界一になったんだって!」


「へぇー。で?」


姉ちゃんはウチが風牙って事を知らない。
もちろん親も。
ウチが風牙って事を知っているのは誰一人いない。


ガチャ



ボフッ



「ぐあっ!」


「れいかねーたん!れいかねーたん!ママが呼んでりゅ!」


「分かったから降りて?凛空 リンカ ?」


「分かっりゃあ!」


「凛空は偉いー!藍歌と違ってねー。」


「悪かったね!馬鹿で!」


「あ、そーいえば凛空。お母さんが呼んでるの?」


「しょーなの!早く行こ!」


「行こっか〜」