「えっ、星真くん方向こっちなの?」

全く逆方向だと思ってたのに....


「いや、ホントはあっちだけど今日はお前送ってく」

「えっ、良いよ

悪いよ」

「バーカ、怖がってるお前をひとりで帰らせられるかっつーの」


胸が苦しくなった

なにこれ? やだ、病気かもしれない

「あ、ありがとう」

ちょうど時間が良かったのか座席がガラガラで悪魔と二人で席に座った




あぁ、今日はすごく疲れた

たくさん走ったしなぁ…