「おいっ‼‼‼‼‼‼」



すでに、校門の前まで来ていたアイツを呼び止める


「あぁ、村市君

どうしたの?」


蘇宮は余裕な笑みを浮かべている


「どういうつもりだ」

「あら、なんのことでしょう?」


「琉奈の事だよ‼

お前はどういうつもりで琉奈といたんだって聞いてんの」

「アハハ、村市君

結構本気なんですね

面白い……


俺が石間さんをもらいます

あなたには絶対渡さない」


「…」


余裕な向こうに反し、俺はものすごく焦っていた


「それだけ

じゃ」


すぐに背を向けて、去っていった












俺は、宣戦布告されたんだ――