挟まれヒロイン

「さーおりっ!」

そう呼ばれて後ろを振り返るとそこにいたのは大親友の五月ちゃん。

「まーた、例の年下の王子様みてるのー?」

そう、五月ちゃんに茶化されて下を向く。


「そ、そんなんじゃないよ。」

そう否定はしてみるけど、私の真っ赤な顔を見た五月ちゃんはニヤニヤしながらグラウンドを見る。